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黒豆とライスの毎日。虹の橋へと旅立ったもやしとみるくの事。
by ako-dear
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profile

★黒豆
Mダックス
誕生日2003年2月27日♀
74gの超未熟児で誕生。
なので今もチビダックス。
ちょっとメタボ気味。
「1週間命は持たないです」
と言われ1時間起きの授乳を
24時間し命をとりとめる!
生まれた時あまりにも小さく 黒豆のようだったので黒豆と命名

★ライス・ジョンソン
トイプードル
誕生日2008年6月21日♂
2009年1月17日ペット里親会よりやってきた。
同21日正式に家族になる!
保健所に捨てられ里親会に保護された時に
2.8キロしかなかった体重も
今では6.8キロのデカプー。H 42cm L 40cm
太っているんじゃないんです。デカいんですよ~。


★もやし 5才♀
 H20.4.24虹の橋へ
★みるく 7才♀
 H20.12.9虹の橋へ

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最愛なるもやしみるく~獣医師への不信~
虹の橋へ旅立ったもやしと現在闘病中のみるくが同時に発症した病気の事。
発症した2007年4月からの経過を綴っています。
最愛なるもやしみるく~発症~
最愛なるもやしみるく~転院~のつづきです。

最愛なるもやしみるく~獣医師への不信~_b0151505_17244568.jpg


転院してから・・新しい薬、抗真菌剤を投与してから一ヶ月。
もやしは食事も睡眠も出来ていて生活に支障はなさそうでしたが
以前と変わらず一度咳が出てしまうと止まらなくて苦しそうでした。
みるくは、昼夜寝れず目もただれ呼吸も苦しく、とても辛そうでしたが、少しづつ
寝れるようになり、目のただれも治っていきました。咳は時々する程度でした。
2匹同時に発症し、原因はおそらく同じであろうと推測していましたが
みるくは一時のひどい状態からは回復し、もやしは全く変わりませんでした。
みるくは抗真菌剤が効果あったのか?でももやしは全く変化なし。
先生も抗真菌剤が効いたので原因は真菌です。とは、はっきりと言ってくれませんでした。
みるくの回復は、自らの回復の力では?そうとも言えるのです。

あやふやなまま、治療は続きました。
抗生物質と、苦しい時だけステロイドを服用していました。
みるくは一時のひどい状況から脱することができましたが
やはり、呼吸が荒く、脇腹の呼吸の動きが激しいのです。
もやしは、変わらない咳と、脇腹の呼吸の動きが激しいのです。

慢性気管支炎は完治できないけれど
少しでも呼吸の苦しさを和らげてあげたい。
と何度も通院しました。動物病院の先生しか、頼れる人、救ってくれる人はいない。
必死に通っていました。
そして、次第に・・
いつものように通院してガラス越しに先生と顔を合わせると・・・
とても嫌な顔をするようになったのです。
診察では、「どうですか?」
「変わりなく苦しそうです。」と答えると。
「そうか!抗生物質も全く効かないんじゃ。飲むのやめるか」と言いました。
「薬、飲まなくていいから。苦しい時だけステロイド飲んで」と言われました。

先生も、なかなか良くならない患者に嫌気をさしているように思いました。
「飲まなくても大丈夫なんですか?」
「飲んでも効かないから必要ないよ」
なんだか突き放されたような思いでした。
しかし、転院して・・他に、もうどこに行ったら良いのかさえわからず
先生の言う事を信じるしかありませんでした。
先生の言い方は、どこか突き放したような言い方だけれど
この先生は、元々ぶっきらぼうな言い方をする人だし
確かに、効かない薬を飲んでいても仕方ない。
これから何年も薬を飲むのは体にも悪いし
薬は飲まなくても大丈夫なんだ。
先生の言うようにしていれば大丈夫。
苦しい時だけステロイドをあげれば良いんだ。

そして、苦しい時だけステロイドを服用させていました。
ステロイドを飲むととても調子が良くて。
そして、呼吸が苦しく夜寝れない時もありましたが
咳は次第にしなくなってきました。



その時・・病は進行していたことに全く気づきもせず
進行する病だということも全く知るよしもなかったのです。
もやしは慢性気管支炎から肺気腫へと進行悪化していったのです。
私の知らないうちに少しづつ、もやしの肺は壊れていった。
すごく苦しかったでしょう。辛かったでしょう。
でもその時、私はなんにも気づかずにいたのです。

獣医師の言葉をどうして信じてしまったか・・
苦しい時にステロイド、それだけでいいなんて。
そんな事があるわけがない。
何も知らない私は、信じてしまった。
慢性気管支炎は進行の危険を避ける為
気管支拡張剤を服用しなくてはいけないのに・・
一度も出されたことはなかった。
呼吸器系は今の獣医学では難解な分野らしく
総合病院である個人の病院では、知識がないのです。
検査する特別な装置だってありません。
だから仕方がなかった。通院した2件の病院を責めるつもりはないのです。
ただ無知であった自分が腹立だしい。
救ってあげれなかった。助けてあげられなかった。
もっと早くに呼吸器専門医に診てもらえば良かった・・・。

もしかしたら、早くに専門医に診せていても結果は同じだったかもしれない。
けれど、体力のあるうちに気管支洗浄検査で原因が特定できていれば
完治しなくても進行を止める事は出来たかもしれない。
今も、もやしは私の腕の中でねむっていたかもしれない。

今、通院している呼吸器専門医の先生は
咳が出たから、すぐ麻酔して気管支洗浄の検査をすることはなかなかない。
薬を試していると慢性化してしまう。慢性気管支炎は進行する病気なので
進行の早さはそれぞれだけれど、いずれ肺や心臓に負担がいき亡くなってしまう。
とお話してくだしました。
もやしも、咳が出て、原因がわからず、慢性化し、肺気腫へ進行だった。
この運命は、どこの病院に行っても避けることは出来なかったのかもしれない。

運命・・病気が発症してから選択の分かれ道で、選んだ道にミスがあった。
それも何度も、もがいてもがいて全て悪い方を選んで歩いてきてしまった。
その先には・・・別れがあった。
そして今、みるくは現実に苦しんでいる。

神様は意味をつけて試練を与えるというけれど
この運命に何か意味があるのでしょうか?
今はまだ、何もわからないけれどいつかこの意味がわかるのかな?

最愛なるもやしみるく~獣医師への不信~_b0151505_1925374.jpg





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by ako-dear | 2008-07-18 19:04 | もやし
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